ロッシーニ「イタリアのトルコ人」

ガヴァッツェーニ指揮、ミラノ・スカラ座管弦楽団(1954)
マリア・カラス
ニコラ・ロッシ=レメーニ
ニコライ・ゲッダ
ピエロ・デ=パルマ

カラス・BOXを中心に、作曲家の生年順にイタリア・オペラを聴いてゆくシリーズは、ロッシーニの番になった。
以下ウィキペディアより
「詩人というドラマの進行役を中心に、トルコ男に恋する浮気な女性と、その女性を囲む男性たちとの間での仮面舞踏会によるアイデンティティー喪失状態で起きる愛の悲喜劇を描くという哲学的な台本で構成されている」
という、オペラ・ブッファである。

セビリアの理髪師」でも感じていたのだが、ロッシーニには明らかにパターンがある。勿論それがロッシーニの売りであり、当時大うけしていた理由ではあるのだが、個人的にはどうしても鼻に付く。これは好みの問題だからしょうがない。
それでも、客観的に見て(というか聴いて)楽しい音楽に溢れた、大変良質なスタジオ録音だと思う。
ここにもロッシ=レメーニとデ=パルマがいるな(笑)