グローヴァー・ワシントン・ジュニア「ソウル・ボックス」(1973)

グローヴァー・ワシントン・ジュニア「ソウル・ボックス」(1973)
というわけで
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/12/28
「マスター・ピース」を収録しているグローヴァー・ワシントン・ジュニアの「ソウル・ボックス」を買ってしまう。アナログ2枚組を1枚に収めたもの。
若い頃ジャズ喫茶でアルバイトしていたころに聴いた、と以前書いたが、この人のことは詳しくない。スムーズ・ジャズと父との事だが、スムーズジャズとはR&B系のイージー・リスニング・フュージョンらしい(汗)
タイトル通り、ここでもテンプテーションズマーヴィン・ゲイスティーヴィー・ワンダー、ビリー・ホリディら(ロックやジャズもあるが)の曲をとりあげアナログ2枚組で3全7曲という長尺演奏が収録されている。(マハヴィシュヌ・オーケストラのドラマー、ビリー・コブハムのソロ・アルバムの曲まである。これはもう完璧にフュージョン)
ソウルだけなら苦手だが、こうやってジャズが絡むといつまででも聴いていたくなるのは不思議だ。
この人はサックスの音色が魅力的で、1曲目のブレッドのオーブレイで、しっかり心を掴まれてしまう。
1960年代終わりから1970年代前半にかけてのジャズ界は、やはり面白い。
PS.個人的には名手ロン・カーターのベースが嬉しい。

こちらがブレッドのオリジナル