若い頃に読んでいた詩

突然思い出した。
たぶん高校の頃、梶井基次郎とか萩原朔太郎とかにはまっていた時期があって、やはりそういう方面が好きな学友が「月下の一群」(堀口大学ではなく、2号で廃刊になった唐十郎編集の季刊誌)という雑誌を学校にもってきていたのを読んで、すげえすげえなどと言っていた気がする。その雑誌に掲載されていたのか、堀口大学の方の「月下の一群」を読んだのか覚えていないが、ギョーム・アポリネールの「ミラボー橋」は印象深く覚えている。
また、それ以前からダリが好きであったが、その妻であるガラの前夫である詩人、ポール・エリュアールも(何の詩だったか全然覚えていないが)読んでいた記憶がある。ギョーム・アポリネールも、ポール・エリュアールもいわゆるシュールレアリズムである。子供の頃はダリしか知らなかったので、シュールレアリズムとは絵画の事だと思っていたが、実は詩の方が先だったという事を知ったのもこの頃だと思う。
なんか、懐かしくなってきたな(歳のせいか(笑))ユーズドで買ってみるかな。