「トゥーランドット」と「夕焼小焼」

何かを聴くと別の曲を思い出す、というのは何回か書いてきているが
(例えば「新世界より」と「花と蝶」)

https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2023/06/03/074224

久々にプッチーニの「トゥーランドット」を聴いていて、以前から童謡の「夕焼小焼」の「山のお寺の鐘がなる」の「山のお寺のか」までとまったく同じメロディが頻出するのに気づいていたことを思い出した。
改めでネットで調べたら、多くの人が既に指摘している有名な話のようで、文献的には残っていないようだが、「夕焼小焼」のほうが古い作品である事、プッチーニは「蝶々夫人」作曲時に、日本の曲を数多く聴いている事を考えれば、これは「夕焼小焼」の流用と考えていいのではないか?
ちなみに、このオペラの主人公はトゥーランドット姫とカラフという男性なのだが、ついつい「カラフと一緒に帰りましょう」等と歌って悦に入っているおバカである(笑)