ドホナーニのブル3

ブルックナー 交響曲第3番「ワーグナー」エーザー版
ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団(1993)
チャイコフスキー・エディションのオペラが一段落ついたので、チャイコフスキー交響曲に復帰する予定だったが、タワレコタワレコ限定のドホナーニのブルックナー・BOXを見つけてしまった・・・・第3から第9まで、分売では高かったり入手しづらかったしたので、これはありがたい。
さて、ネット上ではドホナーニのブルックナーは賛否両論なのでちょっと恐る恐る聴いたのだが、ドホナーニのブルックナーはメタリックである。透徹性ともまたちょっと違う感じ。バランスも独特で新鮮味がある。そして個人的にはこういうブルックナーはありだと思う。
以前、ブルックナーの第9番は水晶であるべき、と書いたが、ドホナーニの演奏によって、他の曲も水晶であったらどうだろう、という実験の結果が得られる気がする。