バイロイトのグレース・バンブリー

バイロイト・BOXは次にサヴァリッシュの「タンホイザー」(1962)を聴く予定なのだが、ヴェーヌス役が以前ご紹介したグレース・バンブリーである。
http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2011/12/07
黒人のヴェーヌスってすごいな!と思って、舞台写真とか残ってないかな、と調べたら1961年のバイロイトの、やはりサヴァリッシュ指揮の「タンホイザー」の海賊盤のジャケットがバンブリーである!こんな感じだったのか。
Grace Bumbry Tannhauser 1961
で画像検索すると出てくる。
そのつながりでこんな記事を見つけた。

In 1961, Wieland Wagner caused an international scandal by casting African-American mezzo-soprano Grace Bumbry as Venus in Bayreuth performances of the Dresden version of Tannhauser.

早い話が、1961年のバイロイトへのバンブリーの登場は国際的スキャンダルを引き起こしたのだそうだ。うーん!時代を感じるが、やはり当時は画期的なことだったのだ。