Acnalbasac Noom(1973)

Slapp Happy
ヘンリー・カウのボックスを注文した時に、以前入手不可で悔しい思いをしたこのアルバムを思い出した(こちら
で、調べたら今はちゃんと入手できるのだ。いい時代になったものだ。
一聴して、意外にもストレートで素直な演奏であることに驚く。
ヴァージン盤は「ポップにやれって?やってやろうじゃないか、でも俺たち流にね」といったひねたポップ感覚満載だが。こちらは、曲自体を素直に前面に出しており、よりエキセントリックでロック的である。
どちらがいいかというと、どちらも捨てがたい魅力に溢れている(笑)

ヴァージン盤の「カサブランカ・ムーン」

オリジナル・テイクの「カサブランカ・ムーン」

ヘンリー・カウのボックスを、オフィシャル盤を交えながら年代順に聴いてゆくと前に書いたが、スラップ・ハッピーもまじえなければ片手落ちではないかと気づいた。先は長いな(笑)