ラフマニノフ 歌劇「アレコ」

ラフマニノフ 歌劇「アレコ」
ゴロワノフ指揮 ボリショイ劇場管弦楽団(1951年)
コフマン指揮 ドネツクフィルハーモニー管弦楽団
ゴロワノフ指揮はラフマニノフBOX、コフマン指揮は、ラフマニノフ・コレクションから。
ラフマニノフ・コレクションは指揮者やオケの日本語表記が無い。上記はネット情報からたぶんこう表記するのであろう、というあて推量。さらに録音年情報も皆無。
以前、ラフマニノフ・コレクションを買った時、交響曲が3曲とこの「アレコ」プラスピアノ協奏曲第2番というラインナップに、ラフマニノフだったら、ピアノ協奏曲中心にするべきではないのか?などと思ったが、今考えると、交響曲第1番等めったに録音が無いらしいので逆にありがたい。
さて「アレコ」であるが、モスクワ音楽院作曲科の卒業作品として作曲された、1幕物のオペラで演奏時間は約1時間。原作はプーシキンで、ジプシー女と結婚した男が、妻とその浮気相手を殺す、という「カルメン」とかヴェリズモを彷彿させるあらすじ。
あらすじもそうだが、音楽的にもヴェリズモ風の美しくも激しい音楽。エキゾチックなジプシーの踊りの音楽が彩りを添える。
ゴロワノフ指揮は激しい演奏だが、1951年にしては弱冠音が悪いか。