マリアの福音書と原始仏教

いわゆるマグダラのマリアによる福音書は「イエスが愛した聖女」という本で既に読んでいたのだが、また別方向からの理解が深まるかも、と思い図書館で「マグダラのマリアによる福音書」という本を借りてきた。
冒頭を読んでびっくりしたのだが「一切の本性、すべての形あるもの、すべての被造物は相互に関連して存在する」とあるが、これは原始仏教の「相互因縁」「縁起」の事ではないか!
以前に読んだ時には翻訳の違いからか気が付かなかった。
また、マリアが伝えるイエスの言葉が、原始仏教の悟りへの道に非常に酷似してると思えた。
著者はギリシャ哲学の影響とか書いているが、仏教の知識があったらどう書いたことだろう。
やっぱりイエスが若い頃にインドへ行って仏教の修行をしたのは本当かな、等と思ってしまう。

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