Blackouts (1978)

ASHRA
実は看板に偽りありで、このアルバムは手元に無い。アナログ時代、友人から借りてテープに落として聞いていて、最近CDを買おうかという段になって、入手不可ときたもんだ。しょうがなく、ここから2曲入っているベストを買って今のところ我慢している。
さて、アシュラだが、アシュ・ラ・テンプルというドイツのインプロヴィゼーション垂れ流しのようなバンドがあり、解散後、そこのギターのManuel Gottschingという人が一人で始めたユニット名である。
内容は、シンセサイザーの印象が強かった往年のジャーマンプログレのギター版といったところか。それがまた気持ちよくて気持ちよくて、よく、睡眠薬代わりに聴いたものだ。のちに彼は、シンセサイザーに移行してしまう。こちらの方がファンが多いらしいが、シンセサイザーでやってしまったら、あたりまえじゃないの?って気がしてしまうため、このアルバムは捨てがたいのだ。