マグダ・オリヴェーロ

昨日の「アドリアーナ・ルクヴルール」のマグダ・オリヴェーロは1910年生まれで101歳、なんと未だ存命中である。
最初の録音は1938年の「トゥーランドット」のリューがあるが、録音が一般的な時代になるまで、油ののった30代の録音がないのが惜しい。以降は40代なかばからである。
しかし、節制していたのかどうだか、名盤「アドリアーナ・ルクヴルール」は49歳だが、50代以降も驚異の若々しさをたもっている。
アルフレード・クラウスが途中からレパートリーを限定し、公演数も減らして死の年の72歳まで歌っていたが、オリヴェーロの最後の録音はやはり「アドリアーナ・ルクヴルール」で73歳だった。
しかし!もっと驚く映像が!

83歳の時の歌声、なおこの模様はCD化されている模様。

99歳の時の歌声 3:30 頃から。しゃべっている声と全然違う!

54歳の時の「椿姫」(頭に余計なのが入っているが)

50歳の時のトスカの「歌に生き、愛に生き」