"Ze (re) tour 2007"(2007)
まず最初に言っておきたいのが、冒頭で「アリガト」途中で「メルシー・ジャポン」とポルナレフが言っている事。パリのコンサートなのになぜ?ネット上ではよくわからないが、客席に明らかに日本のファンとわかる人がいたんだろうか。
いくつかの曲で観客が合唱している。(日本ではファンでもなかなか聴かないがフランスでは大人気の代表曲)「僕は男なんだよ」なぞ3分の1ぐらいは観客にまかせている。ここら辺がこのコンサートの性格を表している。
60歳を越えて弱冠の衰えは否めず、声を張る曲やキーが高い曲は少なめになっている気がする。「愛の願い」はラストの高音のファルセットはいったいどうなるんだろう、とひやひやして聴いていたら、コール&レスポンスでうまく逃れていた(笑)先日ご紹介した「グッドバイ・マリルー」も同様だった。一抹の寂しさを感じざるを得ない。
"Olympia 2016"(2016)
こちらは70歳越えである。歌わずにモノローグに逃げる場面も増えた。しかしである。2007年のセットリストにかなりの曲が追加され、観客をを楽しませよう、観客と共に楽しもう、というバイタリティには凄みさえ感じられ、なんか泣けてきてしまう。たぶんこれが最後のライブになるであろう、と本人も覚悟している感じである。ファンならば絶対に持っておくべき。
今回紹介するのが「ラース家の舞踏会」で、元々教会風のオルガンの伴奏が主の曲で、間奏部分も非常にシンプルであるが個人的にはこの部分がもうちょっとなんとかならなかったのかと物足りなさを感じていたのだが、こちらではフルバンド、さらに間奏部分はエレキギター爆裂で、ある意味当時の私の不満を解消させてくれた。この曲が実はプログレとしてもなんら遜色がないことを証明して形だ。2007年の演奏でどうぞ。