というわけで
https://hakuasin.hatenablog.com/entry/2025/01/28/120335
ザ・バンドの1stを聴く。上記では 1st、2nd の 2 in 1 CD と書いたが、届いたらちゃんと2CDであった。ボーナストラックもたっぷり。
今更ながらに始めて聴いた印象は、ロック、ブルース、フォーク、カントリー、ゴスペル等々のジャンルが混然一体となったゆったりした音楽世界がなんとも新鮮であった。アメリカン・ロックの代表のように扱われるが、そもそもはカナダのバンドで、だからこそアメリカの音楽ジャンルをニュートラルな立場で吸収できた奇跡かもしれない。ある意味プログレかも。
それは当時の音楽シーンも同じように感じたようで、ジョージ・ハリスン、エリック・クラプトン、ぴいてはピンク・プロイド等々、影響を受けたミュージシャンが大勢いたというのもうなずける。
上記で「ジョージ・ハリスンの「オール・シングス・マスト・パス」がザ・バンドの「ザ・ウェイト」という曲に影響を受けていることを知った」と書いていたが、1曲目の"Tears of Rage"はジョージの"Beware of Darkness" を思わせる瞬間があったりする。
こちらが"Tears of Rage"
こちらが"Beware of Darkness"