カーペンターズ スーパースターの栄光と孤独

GS様のご好意により見そびれていた番組を見ることができた。リチャードを初めとする関係者の話はやはり興味深いし、リチャードの役割の重要性も提示されていたのがよかった。先日書いた"I Need to Be in Love"「青春の輝き」も取り上げられていた。
関係者の出演が多いせいか、NHKのせいかはわからないが、以前指摘されていたカレンの拒食症の遠因とされるリチャードへの近親愛について触れられていなかったのはちょっと残念。しかし、現在ではどちらかというと(悪意はないにしろ)両親のほうに原因があったという説のほうが強いようだ。カレンの死後発売された幻のソロアルバムについてもとりあげられていた。カーペンターズは現在ゆっくりとしたペースで全アルバムを購入中なので、それも買うことになると思うが、番組で紹介された曲を聴く限り、曲の内容と彼女の声や歌い方が、まったくかみ合っていないのは素人にもわかる。それでもやはり聴いてみたいものだ。
そういえば、子供の頃見たカーペンターズのライブで"Goodbye To Love"でのギターソロにびっくりしたのだが、最後にメンバー全員が前に出る時にギタリストが松葉杖で出てきたことにもおどろいた。たまたま怪我をしていたのか、足が不自由な方なのかわからないが"Goodbye To Love"のスタジオ盤のギターソロで高名なTony Peluso(トニー・ペルーソ)だったのだろうか。