やなせたかし「十二の真珠」(最初のアンパンマン)

アンンパンマンの初出バージョンはイラスト等はネット上で見たりしていたが、実際の物語は読んだことが無かったので収録されているというこの本を図書館で借りてきた。
なんと!サンリオの前身である山梨シルクセンターの出版(1970年)のものであった(その後サンリオで再発売、現在入手できるのは復刊ドットコム版)図書館もこんな貴重なものをよく取っておいてくれたものだ。
ドラマを見ているせいか、先日「アンパンマンの遺書」を読んでいたせいもあるのか考えさせられる作品揃いである(本来の作者の希望は何の予備知識も無く読むことであるとは思うが)
特に後にアニメにもなった「チリンの鈴」は切ない。なんか「鎌倉殿の13人」の善児とトウを思わせるが、トウはその後平穏な日々を送ったようだがチリンのその後は悲しい。
また「キュラキュラの血」も切ない(なんと)SFである。