フランク・ザッパ

○Uncle Meat(1969)
○Hot Rats(1969)
○Burnt Weeny Sandwich(1969)
○Weasels Ripped My Flesh(1970)
Frank Zappa(& the Mothers)
最近車では、ジャズロックカンタベリー系。ロック系のジャズしか聴かなくなってきた。で、最近またザッパを聴いている。元タートルズのフロー&エディが参加する前の初期のザッパは、この6枚目以降をよく聴く。ザッパの本格ジャズロックの夜明けである"Hot Rats"(ソロ)とぽしゃった映画音楽のための"Uncle Meat"の後半「キング・コング」を除くと、あとはアバンギャルドの嵐である。この時期すでにMothersは解散しており、スタジオ音源とライブ音源の組み合わせで作られたアルバムが多いが、"Weasels Ripped My Flesh"(そういえば、友達に借りてはじめて聞いたのがこれだったなあ)では、前衛劇団を思わせる奇声パフォーマンスが聴ける(幼い子供は泣くであろう)70年代80年代の若干(ほんとに若干ね)すっきりしたザッパもいいが、この頃のザッパも魅力たっぷりだ。この中では、どれを買ってもザッパ音楽に触れる驚愕を味わえること請け合いである。