デイヴィスのシベ6

シベリウス 交響曲第6番
デイヴィス指揮 ボストン交響楽団(1977)
デイヴィス指揮 ロンドン交響楽団(1994)
いつもテンポ設定をうるさく言う第6から聴く。
旧盤はかなり速めのテンポ設定で、ヴァンスカ盤同様第3楽章までは理想的だが、第4楽章が速すぎる。
新盤は他の指揮者よりは速いが、旧盤よりは若干遅め、その分第4楽章前半が理想に近づいたが後半テンポが上がってしまった。また第1楽章は遅くなり過ぎた。
ヴァイオリンが両翼配置のせいかもしれないが、なんか全体に「腰」が無い演奏に聴こえてしまうのもマイナス点。細かいことを言い過ぎかも。