シベリウス クレルヴォ交響曲
アリ・ラシライネン指揮 ラインラント=プファルツ国立フィルハーモニー管弦楽団(2005)
KYL男声合唱団
サトゥ・ヴィハヴァイネン(Ms)
ユハ・ウーシタロ(Br)
クレルヴォ三昧シリーズである。ヤルヴィ親子とヴァンスカ新盤は一番最後に回すことにした。
アリ・ラシライネンもフィンランドの指揮者でヨルマ・パヌラの教え子。ヴァンスカ達の6歳下になる。
若干激しめで、フレーズの終りにタメを作る箇所もあるが、これもヨルマ・パヌラの自然体に近い。何より例の第1楽章の主題の裏メロが利いている演奏で、デイヴィスの時「他の指揮者でこの手法を聴きたかった」と書いたが、ここで実現した。
うーん、クレルヴォ三昧を始めて聴いた3枚が全部いいな。