ロバート・スパーノのシベリウス クレルヴォ交響曲

シベリウス クレルヴォ交響曲
ロバート・スパーノ指揮 アトランタ交響楽団 合唱団(2006)
シャルロッテ・ヘレカント(Ms)
ネイサン・ガン(Br)
クレルヴォ三昧シリーズである。
ロバート・スパーノはアメリカの指揮者だが、シベリウスもレパートリーとしている指揮者のようだ。他の交響曲の録音もある。先日のラシライネンの2歳下になる。
さて、演奏であるが、第2楽章までは、細かい工夫がある分音楽の流れは悪いし、その工夫も個人的にはあまり効果的とは思えない、という印象だった。
しかし第3楽章以降は、ヴォリュームコントロールに耳障りな部分もあるが、速いテンポの激しめな演奏で押し切って、最後の印象はそんなに悪くなかった。