「剣客商売」について

剣客商売」について
いわゆる時代小説は、伝奇的要素があるものかミステリー要素のあるもの以外、ほとんど読んでこなかった(山本周五郎という例外はあるが)
なので、池波正太郎という作家にも全く興味がなかった。
たまたま、最近コンビニ本大島やすいち作画の漫画化による「剣客商売」を買ってみた。その時点ですでにシリーズ途中であった。
この話の主人公は秋山小兵衛、大治郎という親子剣客なのだが、重要人物として三冬という女剣士がいる。こういうキャラにはめっぽう弱いし、いずれ大治郎と結婚するんだろうな、と思っていたら、次に買ったコンビニ本では、既に結婚した後だった。つまり、結婚するくだりの分を買いそびれていたことになる。そうなるとどうしても気になってくるではないかっ(笑)
原作では6巻で結婚することをつきとめて、古本やユーズドで、とりあえずそこまでは確保。漫画化のほうも、通常版を買う手もあったが、幸いコンビニ本ながらユーズドでも入手可能だったのでシリーズの最初と結婚するくだりが確保できた。これで面白ければ、原作も全巻買うかもしれない。
昨日の五木寛之もそうなのだが、これから、若い頃には見向きもしなかった作家も、どんどん読んでゆくことになるんだろうか・・・・・